バリ島満月と新月のケチャ – スアラ プルナマ

スアラ・プルナマ Suara Purnama Cak Rina Dance
スアラ・プルナマ11
ウブドのアルマ・オープン・ステージで満月と新月の夜にのみ行われる公演です。
前回のつづきから!
アルマ・ケチャ・ストーリー
スバリとスグリワの戦いについて
スバリとスグリワという勇敢で力強い猿の兄弟がいました。インドラ神はマヘサ・スラという怪物を殺して退治してくれるよう、彼らに頼みます。もし成功したならば褒美として、タラ女神を授けようとインドラ神は約束します。
マヘサ・スラは洞窟に済んでいましたスバリは洞窟に入り、スグリワは入口で待っていました。もしも洞窟から流れ出す川に、赤い血が混ざったなら怪物が死に、白い血が混ざったならばスバリが死んだということを、スグリワは知っていました。
スバリは洞窟の壁に頭を叩きつけて、怪物マヘサ・スラを殺すことに成功しました。川には怪物の赤い血とスバリの白い血の両方が流れてしまい、それを見たスグリワは、怪物もスバリも死んだものと判断しました。スグリワは岩で洞窟を塞ぐと、インドラ神のところに約束の褒美であるタラ女神を妻としてめとりに行きました。
スグリワがやっとの思いで洞窟から抜け出してみると、スグリワの姿がありません。スグリワが既にタラ女神をめとったことを知ったスバリは、激怒して戦いを挑みます。
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戦いを挑むスバリ。
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ヤシの実に火をつけて、サッカーのように蹴り飛ばします。
火の玉ボール!
燃え盛る炎がすごい迫力です。
最前列に座っていたので、すぐ近くまで火の粉が飛んできました!
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こんな近くまでパフォーマンスしに来てくれます。
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客席からひとり選ばれて戦いに参加!
本気で叩きあうスバリとお客さん(笑)
なかなか良い演技で、拍手喝采でした。
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スグリワは戦いに負けそうになり、森に逃げ込みます。そこで妻のシータを探しているラーマ王子に出会います。ラーマ王子の協力を得たスグリワはスバリを打ち破り、再びタラ女神を勝ち得ることができたのです。
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リノ氏のスグリワは見る者を惹きつけてやみません。
迫真の演技と髪を振り乱しての動きは本当に躍動感があってパワー全開。
途中、完全に組み体操や騎馬戦と思われるシーンがあるのですがそれも面白いです。
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ステージから目が離せず集中して観ていたので、あっという間のステージでした。
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終了後には、最前列の数名にだけプレゼントが!
スアラ・プルナマ22
すごく良い匂いで、出来栄えも本格的です。
かなり上手な人がつくったのだと思います。
この日の夜はベッドに置いて寝ました。(バリ人からそうするように勧められたので)
この日の公演では、テレビ撮影も来ていて、なんとインタビューをされてしまいました。どうやら観光用のプロモーションだそうで、この公演を見た感想を尋ねられました。
日本でも出たことないのに、インドネシアで先行デビュー!?(笑)
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インタビューをされていたせいで、帰るのが一番おそくなってしまいましたが、(リノ氏もインタビューを受けていました。)そのおかげで会場に残ったのは私とリノ氏。
記念撮影をお願いしたら、快くOKしてくださり、ポーズもキメてくれました!
日本にも公演でよく来るそうですよ!
思い出日残る素敵な夜でした。


満月・新月にだけ公演される特別なケチャ!

ウブドのアルマ美術館にあるオープンステージで満月と新月の夜にのみ公演される特別なケチャがあります。
普通のケチャとも違ってかなり創作的様子の強いケチャです。
満月と新月はバリ島でも特別な日です。
そんな日限定で行われるケチャならきっとパワーもさらに増してすごいのだろう!と期待を膨らませて会場へ。
アルマオープンステージ・ケチャ1
会場へはプンゴセカン通りのカフェ・アルマの横から入ります。
あまりに暗くて、今日はやらないのかな?と思ったくらい(笑)
アルマオープンステージ・ケチャ2
私は数日前から事前に予約をしていました。
月2回しかない公演ですし、どうせ観るなら良い席で観たいでしょう?
受付で名前を言い、チケット代 Rp100.000 を払います。
すると、私の席はなんと最前列のセンター!
恥ずかしいくらい良い席です。
しかもひとりで観るのですからちょっと恥ずかしい気も(笑)
アルマに泊まったりした人が最優先で良い席を順番に割り当てられるそうですが、この日はラッキーなことにそういうお客様がいなかったとのことです。なので特等席をゲットできました。
アルマオープンステージ・ケチャ3
30分前に会場入りして、ちょっと暇をもて余しましたが、他の方々も早目に会場入りしていたようです。
日本語パンフレットをいただくことができました。
なんとなく読んだりして開演の7時を待ちます。
アルマオープンステージ・ケチャ4
チャッ・リノ氏登場!!!
センターに座ると一番最初にリノ氏とご対面です。
その脇にいるのは、小さなこども???
わいの、わいの、いっぱい出て来ました!
アルマオープンステージ・ケチャ5
『アルマで公演されるケチャは1974年ジャワ出身の振付師サルドノ・W・クスモによって創作された、一般のケチャとはかなり雰囲気を異にする独特のものです。』-パンフレットより抜粋。
なるほど、納得です。
通常ケチャはラーマヤナ叙事詩のラマ・&シータが主人公でシータ姫を助ける場面をモチーフに演じられます。でも、このアルマ・オープン・ステージで演じられるケチャは同じくラーマヤナ叙事詩のスバリとスグリワの戦いがストーリーの中心なのです。
というわけで、バリ舞踊の豪華で煌びやかな衣装は観ることができません。
しかし、かなりパワフルなケチャを楽しむことができます。
アルマオープンステージ・ケチャ6
チャッ・チャッ・チャッというリズムを刻む声が響き渡ります。
アルマオープンステージ・ケチャ7
こども達がかわいいの~。
松明を持っているのだけれど、ときどき消えそうになるんです。
そうしたら、チャッ・チャッと言いながらも不器用に松明をくるくる回して火が消えないように一生懸命なんとかしようと必死なんです(笑)
頑張ったかいなく消えてしまうと、後ろの大人からリレーのようにサブ・松明が前へ前へと手渡しでまわってきます。
アルマオープンステージ・ケチャ8
アルマオープンステージ・ケチャ9
迫力満点で見ごたえたっぷりです。
アルマオープンステージ・ケチャ10
ストーリー展開については次回ご紹介します。
満月&新月のみのケチャ~アルマ・オープン・ステージかなり面白いステージですよ。


ワヤンクリッの舞台裏に潜入!

拍手喝采で終了したウブドのワヤンクリッ。
終了後は上演された裏側へ行き、その舞台裏を見学することができました。
ワヤンクリッ7
実際に触ってみることができます。
実際は影としか見えないのに、人形はこんなに豪華絢爛に作られています。
ただの厚紙じゃないんですよ!
細部まで丁寧にきちんと施された細工に、色や表情!
ほ~~~っ と感動してしまいます。
ワヤンクリッ8
ワヤンクリッは4台のグンデルで演奏します。
私もグンデルを習ったことがありますが、難しい!
ティンクリックやガムランより習得に時間がかかると思います。
おじさん達は朝飯前みたいな表情ですけど(笑)
ワヤンクリッ9
写真の左の方に見える炎が影絵を作っている明かり。
そして、人形を持って「どや顔」している男性がダラン(人形遣い)。
奥にいる眼鏡をかけたおじさんが、上演中に次々と変わる人形を差し出すお手伝いをしているそうです。
ワヤンクリッ10
ツボ押しの棒みたいな木製の物体は何?
これは、上演中、トントン・カンカン頻繁に何かを叩く音が聞こえてきたのですが、これを足の指に挟んで床に打ちつけるそうです。
ワヤンクリッ11
ダランは大忙しですね。
しゃべって、歌って、人形を操り、足も使わなければいけないなんて!!!
ワヤンクリッ12
華やかな踊りや力強いケチャだけでなく、怪しく幻想的なワヤン・クリッも興味深く感じました。
王宮での踊りなどと比べると小さな舞台ですが、その素晴らしい世界にすぐ引き込まれ、小さな舞台が宇宙のように大きく感じるはずです!


ワヤン クリッを見まくりっ!影絵芝居ってすごい

くっだらないダジャレの題名でごめんなさい。
実は今までワヤン・クリッに全く興味がなかったのですが、今回機会があってウブドでワヤン・クリッを観ました。
Wayang Kulit ワヤン・クリッ
簡単に言うと影絵芝居のことです。数百体の人形をダランと呼ばれる人形遣いが人形を操りながら演じます。その声色も演じ分け、グンデル・ワヤンの伴奏にのせ、まるで歌うように物語を語ります。
白い布を張り、ヤシ油のランプの明かりで影を作ります。
ワヤンクリッ1
今回は突然観ることになったので、ウブドでちょうどやっている会場を探すと、モンキーフォレスト通りの Pndok Bambu Musicianでやっているとのこと。
日中は楽器や絵画を売っているお店ですが、そのスペースを使ってワヤンクリッが上演されています。
ワヤンクリッ2
毎週月・木の20:00~ チケット代はRp75.000でした。
影絵芝居ってみなさん観たことありますか?
私は小学校の芸術教室で、全校生徒が体育館に集まり見た記憶があります。
小学生の頃は体育館が真っ暗になるだけで楽しかった思い出がありますが、影絵芝居を吸い込まれるように観た記憶があります。
それとワヤン・クリッを比べるにはあまりに遠い記憶すぎて・・・
ここのワヤン・クリッは英語バージョンです。
通常ワヤン・クリッはバリ語で行われますが、観光客向けに英語で語ります。
どちらにせよ、英語も苦手な私には影絵そのものと雰囲気を楽しむだけでストーリーはわからんち~んです。
ワヤンクリッ3
(でも、ところどころわかります。)
ワヤンクリッ4
英語圏のこどもは大爆笑していました。
観光用に特別面白いことを話しているのではなく、通常バリ人が観るワヤン・クリッもその時々の世相を批判したりゴシップを織り交ぜたり、最初から最後までずっと真面目というわけでもありません。
ワヤンクリッ5
人形はまるで生きているように、スピード感があります。
動きもコミカルだったりして面白い。
伴奏のグンデルもキラキラ輝くBGMのようなときもあれば、雷のような稲妻のような激しい大きな音をこれでもかと連打してきます。
ワヤンとグンデルの掛け合いは見事としか言いようがありません。
次回はワヤン・クリッの裏側へ潜入!!!
幕いっぱいに右へ左へ人形たちが走ります!


癒しと神秘のバリミュージックCD購入

バリで聴いた癒しの音楽が気に入って、日本でもバリを感じたくてCDを買って帰りたいな~と思ったことありませんか?
バリ舞踊を観たときに聴いた、体中に響き目に見えない世界へ誘うガムランの曲や、ホテルのロビーでかかっていたリンディック(ティンクリック)やスリンの音色、スパで流れていた神秘的で癒される音楽などけっこう記憶に残ってますよね。
そんなときはCDショップへGO!
癒しのバリミュージックCD1
ここはモル・バリ・ギャレリア内にあるDISCTARRA MALL GALERIA
インドネシアポップスからバリのトラディショナルミュージックまで幅広く置いてあります。
インドネシアのこども用のCDはインドネシア語を覚えるのにも最適です。
癒しのバリミュージックCD2
スパやヨガ系のCDは入ってすぐ右側の特設コーナーにあります。
その隣にはガムランミュージックがあります。
旅行者にも探しやすい見つけやすいディスプレイで安心。
癒しのバリミュージックCD3
値段も1枚がほとんどRp60.000と安いので、何枚買っても後悔しない値段でしょう?
でも、ここは買う前に視聴できるのでもっと安心!
癒しのバリミュージックCD4
視聴中のけんちゃん。
カーチャーターの車の中でかけるCDを探しているところです。
店員さんに、このCDが聴きたいと言うと、何枚でも聴かせてくれます。
まだビニールに包まれて店頭に並んでいる新品のCDを店員さんに渡すと、なんの躊躇もなく無造作にビニールを開けCDプレーヤーにセットします。
開けたけど買ってもらえなかったCDは、きっとまた包むのでしょうが、どれもラップのようにキレイに包んであるのでどうやってるのだろう?と他人事ながらいつも心配しています。
癒しのバリミュージックCD5
みなさんも、ぜひお気に入りの癒しのバリミュージックを探して、日本へ持って帰ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私が初めてバリで買ったCDがこちら↓

YOGA/ヨガ・ヒーリングCD ~Degung Sabilulungan(ドゥグン サビルルンガン) YOGA/ヨガ・ヒーリングCD ~Degung Sabilulungan(ドゥグン サビルルンガン)
(2006/01/13)
SUARA PARAHIANGAN GROUP(スアラ・パラヒアンガン)商品詳細を見る

こんなちゃんとしたCDショップで買ったのではなく、帰りの空港で飛行機の待ち時間中に出発待合ホールのお土産屋で買ったんです。
そのとき、店員さんに「バリでいちばん有名なやつがほしい」と頼んで勧められたのがこのCDでした。
ちなみに値段はRp90.000(アマゾンで買ったら3000円はするみたい)だったんですが、きっとCDショップで買えばRp60.000で買えたのでしょうね。
確かにこの曲、いろんなところでかかってるんです。
「バリに行った人なら必ず知っている。」
と豪語しているけれど、本当にそうかもしれません。
例えば、スミニャックのビンタンスーパー前では大音量でこのCDの曲がかかっています。
でも、このCDってバリ島の音楽じゃなくて、ジャワ島のスンダの音楽なんですよね。
そのあたりが、私的にちょっとひっかかってます・・・